赤色と白色 2025.1.15

昨日、息子を保育園から迎えた運転の途中で、赤色の月(ほぼ満月)が空の低い位置に浮かんでいるのが見えた。
一昨日の月は、冷え込んだ夜に白くくっきり見えたけど、昨日はそれが赤色に変わっていた。
(調べてみたら、地平線に近いときに大気との関係で赤く見えることがあるようだ。)

息子は「オレンジ色だねー。今日は白くないね。」と、私と同様に少し興奮気味に話していた。
どちらの月も美しく、今年に入って初めて見る満月だったので、とても印象に残った。

月とそれを取り巻く条件が毎日変化しているように、自分自身もまた毎日違う自分だと感じることがある。
同じようなことが起こっても、その時感じることが違ったり、違う行動を取ってみたり。
その度に、その違いに対して自分の内側と外側のバランスをとっている感覚がある。
これが結構面倒くさいし、大変な作業でもある。

「今日の自分はこんな感じですか。昨日はこうやったのに、今はこうなんですか。」って、びっくりすることもあるけれど、そこに応えていくことで自分を保ち、心穏やかにいれるような気がしている。

そこに毎瞬変化している子供という存在が暮らしに加わったので、この2〜3年の私のバランスを取る力はどんどん試されているように思う。毎日ほぼ修行だと思っている。

でも、この修行を繰り返しおこなってきたおかげで、バランスを取る力は随分と鍛えられた気がする。
目に見えるものではないし、誰かに褒めてもらえることでもないけれど、なんとなく暮らしに足がついてきたような気がしているので、きっとそうなんやろう。って思っておく。